何かと障壁が多いとされる同性カップルの同棲について、賃貸家探しのポイントを複数回に分けてご紹介していきます。今回は第一回「条件決め編」です。
同性カップルの同棲
管理人ハリコはパートナーと付き合って約1年経った2017年に、一人暮らししていた家の更新時期と重なったこともあり、初めての同性パートナーとの同棲を考えることとなりました。
同棲することで叶えられることって、なにげに多いなということで。
たとえば、、
- 家賃が安く抑えられる
- 職場に近いところに住める
- 広くてきれいなキッチンが使える
- 広いリビングでソファーが置ける
- 今よりキレイな物件を選べる
賃貸物件探しから無事楽しい同棲生活を過ごせるまでに、いくつかのハードルがありました。
同性カップルならではの賃貸物件探しポイントについて、管理人ハリコの経験をもとにご紹介していきます。何かのご参考になれば嬉しいです。
内緒で”転がり込む”ことについて
もともと一人で住んでいた部屋に同棲することになるケースもあるかもしれませんが、私はあまりオススメしません。
契約違反となってしまうので、管理会社や大家さんに知られたときには強制退去もあり得ますし、実際にそういう人がいたと聞いてます。(一方で、同性異性かかわらず、カップルでバレずに同棲している人も知ってますが。)
でもせっかくの同棲生活ですから、コソコソせずに堂々と楽しい生活を送りたいものですよね。
賃貸物件探しの流れ
一般的な賃貸物件探しから契約までの全体の流れは以下となります。
- 部屋の条件決め
- 必須条件、希望条件を分ける
- 探す・検索する
- 不動産屋に問い合わせ
- 物件見学
- 申し込み、契約
- 引っ越し
- 手続き
本記事では第一回として、「①部屋の条件決め~②必須条件、希望条件に分ける」についてご紹介していきます。
①部屋の条件決め
予算、エリア、間取りといった基本条件を決めます。
さっそくですがここでのポイントは、「間取り」です。
もちろん、基本的には予算や生活プランで判断すべきではあります。2人暮らしだと1LDKか2DK、2LDKあたりが多いでしょうか。
管理人ハリコたちは、1LDKの物件をいくつか内見しましたが、不動産の担当者から私たちがどんな関係なのか突っ込んで聞かれた印象です。
という顔をされます。
2DK、2LDKを問い合わせた時は、友人同士でシェアということで訝しがられることはありませんでした。
1LDKを検討している場合、少なくとも不動産屋の担当者には、カップルであるとカミングアウトせざるを得ないかもしれません。
「1LDK」か、「2DK以上」かによって、カミングアウトするか否かの分かれ目になることがある
ちなみにSUUMOによると、3割がカミングアウトしていないらしいです。
http://suumo.jp/journal/2018/05/24/155061/
もちろん、居住希望者の年齢や、不動産屋や大家さんのスタンスなど、カミングアウトの判断に影響する要素があります。けれど私は「カミングアウトする必要があるかどうかは、まず間取りが大きく左右する」と感じています。
②必須条件、希望条件を分ける
オートロック有り無し、最寄り駅からの徒歩分数など。これは生活スタイルに応じて検討。
まとめ
「①部屋の条件決め~②必須条件、希望条件に分ける」の過程で大事なポイントは以下のとおりです。
間取り:1LDK以下は関係を聞かれる可能性大
以上、同性カップル賃貸家探しのポイントの第一回でした。
第二回「検索編」は以下からどうぞ!