この前、女友人4人と待ち合わせたんですが、全員同じくベージュのトレンチコートを羽織ってたんです。さらにその後向かった結婚式二次会の会場でも、クロークのハンガーをびっしりと埋め尽くすベージュ、ベージュ、ベージュ。かぶる!!
みんな持ってるベージュトレンチ。この最強アイテムについてちょっと考えてみました。
ベージュトレンチが選ばれる理由
なぜベージュトレンチを着るのか。それは、容易にコンサバに(無難に、控えめに)なれるからではないでしょうか。
オフィスや結婚式といった”公の場”に出向くには、自己主張の強いファッションではなくマナーとしての装いがおよそ求められるので、特にベージュトレンチばかりになるんですよね。それが良い、悪いではなく、自然な流れなのではないかと。
つまり、どんな相手にとってもそれなりに良い印象を与える事ができるのがベージュトレンチなんですよね。
そういえば私、大学の入学式用に初スーツを買った時、一緒に揃えたのがベージュトレンチ。まずコレで間違いないという親のアドバイスでした。結果、就職活動まで使えたので目論み通り。(ありがたし)
あとは単純に着回しが利くといった点もあります。色も合わせやすく、カジュアルな場面にも使えますからね。
ベージュトレンチ、どのくらいの割合で着られている?
そういう訳で、春になるとそこらでよく見かけるベージュトレンチですが、世の中の女性、とりわけマナーを意識している「OL」はどのくらいの割合でこのコートを着ているのでしょうか。
別にアウターの色は紺や黒でも良い訳ですし、ジャケットでもブルゾンでも他に選択肢はたくさんありますからね。とはいえ、あまりに多くベージュトレンチを見かけるので、数値化してみたいと思い立ってしまったのです。
実際に計ってみた
いわゆるオフィス街である東京駅で、実際にカウントしてみる事にしました。
内容
往復通勤時、東京駅構内ですれ違う女性のコートがベージュトレンチか否か数える。(制服の高校生、子どもは除く)
使うもの
カウンター
数取器(計数器)という野鳥の会みたいな人が使うこのグッズ、なんと100円均一に売っているんですよ。私はダイソーで入手しました。
これをこっそり両ポケットに入れてカチカチ計測。
そして、結果
- 女性でベージュトレンチ以外 : 333人
- 女性でベージュトレンチ : 161人
だいたい女性3人に1人はベージュトレンチという脅威の割合でした。いや、これ多いでしょ。例えば3人に1人ニット帽でも被っているとすれば、「めっちゃ多いな」という印象抱くはずで、それと同等の数値だったんです。
まとめ
やはり多かったベージュトレンチ。圧倒的強さ。
「人と被る」云々の次元を超えて人々に愛されるのが「永遠の定番」なんでしょうね。流行ものより、良質なベーシックアイテムが最強って事です。
ちなみに私は紺トレンチ派。まだまだベージュトレンチには匹敵しませんが、紺派も頑張ってほしいです。
あとは、OLと一口に言っても街によって集う業界が異なるので、違う属性のOLが集う他の街ではどんなベーシックアイテムが溢れているのか、チェックしてみたくなりました。
それでは!